涙を見せないで〜Boys Don't Cry
今日で4年間勤務した今の職場は転勤となる。
自分がいつも通う、責任者である施設と、委託で事業者に任せている施設がある。
先週の金曜日、委託先の施設では、みんなに感謝されて花束までもらって、最後の最後、玄関先で御礼の挨拶をしようと思ったら、不意に涙が出てきてしばらく止まらなくなった。感謝の言葉が嗚咽に邪魔されてしまう。ハンカチをもらって、やっと落ち着いて、少しだけ話ができた。こんなのは初めての仕事を1年で転職した時以来の出来事だ。公平性を期するために、委託先を公募しなおしたりして、曲折もあったが一緒に乗り越えてきた。そんな気持ちが走馬灯のように駆け巡った。この施設の担当となれて本当によかったと思えた。そして、その気持ちが表に出てきたことが自分でも少しうれしかった。
今日、自分が責任者の施設の最後の出勤。定期異動だから派手なことは絶対にしないでくれと頼んでおいた。実際に何もないし、今日休みの人もいたくらいだ。感慨に浸る時間もなく、今日が終わった。おもしろいものだと思った。自分に一番近い職場では最後の日も、気持ちは表に出てこなかった。そういうふうになりきっていたから、最後も鎧をはずせなかったということなんだと思った。
明日から新たな職場。
どんな自分でいるのだろう。
どんなふうに迎えられるのだろう。
でも、自分は自分でしかない。演じることだけはしたくない。
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